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2004年度(2004年4月〜2005年3月)

特別展

ゴッホ、ミレーとバルビゾンの画家たち

ゴッホ、ミレーとバルビゾンの画家たち2004年4月17日〜6月13日
Van Gogh.Millet and The Barbizon Artists

農民画家ミレーを自らの心の師として崇拝し、模写を繰り返したゴッホ。今回の展覧会では、2人の作品を比較展示しながらその影響関係と個性の違いを検証すると共に、19世紀を通じて盛んに描かれた農民画や風景画の背後に潜むものを、ゴッホ美術館をはじめとする世界各地の美術館、個人所蔵家から借用した約100点の作品によって探りました。

日本の木版画100年 -創作版画から新しい版表現へ-

日本の木版画100年 -創作版画から新しい版表現へ2004年7月24日〜8月29日
History of Japanese Modern Woodcut Prints 1904-2004

1904年(明治37年)に制作された山本鼎の木版画《漁夫》によって、浮世絵の伝統から離れて、「自画・自刻・自刷」による芸術としての版画をめざした創作版画が誕生しました。それから100年。日本の木版画の歴史と新しい版表現を探求する21世紀の木版画の現況を代表的な作家100名の作品約130点で紹介しました。

リキテンスタイン版画の世界

リキテンスタイン版画の世界2004年9月18日〜11月7日
Selected Prints of Roy Lichtenstein

1960年代、ポップアートの代表的作家として華々しい活躍を展開したリキテンスタイン。彼はまた早くから版画表現の重要性に着目し、数々の実験的な試みを繰り返したことでも知られています。今回の展覧会では、ほぼ半世紀にわたるリキテンスタインの版画創作活動の全貌を、約80点の代表作によってご紹介しました。

生誕百年 安井仲治展

生誕100年 安井仲治2005年1月8日〜3月6日
Yasui Nakaji : Photographs 1922-1941

戦前の写真表現の最前線を駆け抜けた写真家・安井仲治(1903−42)。近代写真の展開そのものを示す彼の写真作品には、一貫して人間や社会に対する深い洞察力と視線が感じられます。戦後の「リアリズム写真」表現の先駆として高い評価を受けながら、これまでまとまった形で紹介されることのなかった安井仲治の写真のすべてを初めて紹介しました。

「荒川修作を解読する」

荒川修作を解読する2005年3月19日〜5月8日
Analyzing the Art of Arakawa Shusaku

名古屋出身の世界的な現代美術家・荒川修作(1936−)の作品は、言語や記号を使った絵画として、哲学的な概念や科学的な思考を表現するとともに、鑑賞者の感覚に直接働きかけてきますが、その鑑賞や理解はきわめて難しいものがあります。このように難解な作品を「解読する」ことで、できるだけわかりやすく紹介します。

常設企画展

ナビゲーション〈フライト〉庄司達展

ナビゲーション〈フライト〉庄司達展2004年4月17日〜7月4日
Shoji Satoru-Navigation Flight

1968年より布を使った作品を作り続ける庄司達。当館所蔵作品《Navigation Flight No.5-6》(1991年)、《白い布による空間‘68-6》(1968年、2003年再制作)を展示室全体を使って展示し、伸びやかな空間が展開しました。

久野利博展

久野利博展2004年9月16日〜11月23日
Kuno Toshihiro

1948年に名古屋に生まれた造形作家・久野利博氏がサンパウロ・ビエンナーレ(1998年)に出品したインスタレーション作品を、当館の展示室にあわせて再構成してご覧いただきました。

クリスマス・ショウ 熊沢古篷

2004年11月27日〜12月26日
Christmas Show Kumazawa Koho

医者を本業としながら、写生的な日本画を数多く残した熊沢古蓬(1861-1934)。「近代の文人画家」ともいうべき熊沢の独自な境地を見せる花鳥画等、様々な作品を紹介いたしました。

"他者へのまなざし" −『流氓ユダヤ』と『北満のエミグランド』

他者へのまなざし −『流氓ユダヤ』と『北満のエミグランド』2005年1月8日〜3月6日
exodus/exile -From Two Photo-Essays;
"Wandering Jews"+"ИЗ ЖИЗНИ РУССКИХ В
СЕВЕРНОЙ МАНЪУЖУРИЙ"

特別展「生誕百年 安井仲治展」の開催に併せて、彼が中心となった〈丹平写真倶楽部〉の連作『流氓ユダヤ』と、大陸の日本人写真家グループ〈満州写真作家協会〉による『北満のエミグラント』の二つのフォト・エッセイを紹介しました。

荒川修作の建築

2005年3月19日〜5月8日

名古屋生まれの現代美術家・荒川修作(1936-)は、1990年代から建築作品のプロジェクトに本格的に取り組んでいます。特別展「荒川修作を解読する」展にあわせて、これまでに完成した荒川氏の建築作品(奈義、養老、名古屋)を、写真で紹介しました。