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池水慶一 毛深き人たち

池水慶一 毛深き人たち ―東山動物園のゴリラたち

開催期間
2011年9月13日(火)〜2011年10月23日(日)
開館時間
午前9時30分〜午後5時
(9月23日を除く金曜日は午後8時まで)
※入場は閉館の30分前まで
休館日
毎週月曜日
ただし9月19日、10月10日は開館、
9月20日(火)、10月11日(火)は休館
主催
名古屋市美術館
協力
名古屋市東山動物園

観覧料

 常設展観覧料でご覧になれます

一般
300円(名古屋市在住65歳以上の方は100円)
高大生
200円
小中生
無料

概要

現代美術家・池水慶一(1937- )は、「行為による表現」を模索したグループ<PLAY>の結成(1967年)に参加、その中心的メンバーとして、数々の野外パフォーマンス等を企画、実践してきました。また、単独の表現活動としては、早くから人間と動物、「見ること」と「見られること」を意識し、逆転させたかのような作品を制作しています。1965年8月に長良川畔で行われた<岐阜アンデパンダン・アートフェスティバル>に於いて、池水は《人類:Homo sapiens/人間MAN♂》と記したキャプションをかけた檻に入り、自らを“展示”してみせました。その後、大阪の天王寺動物園と心斎橋でも行われたこの「ハプニング」を契機に、池水は動物園に注目していくことになります。1979年にはじめて天王寺動物園でゴリラに注目し、作品《毛深き人たち》を制作して以来、池水は全国各地の動物園にゴリラを訪ねています。名古屋市東山動物園についても、数年に亘って通い続け、ゴリラを観察し続けてきました。

今回の展覧会では、東山動物園はじめ全国で取材したゴリラの写真と映像、さらに小学生が描いたゴリラの絵画や立体による複合的な展示によりながら、この繊細な「毛深き人たち」を通じて、自然と人間との関係について思索を拡げて行こうとするものです。

池水慶一(いけみず・けいいち)

1937年、大阪市生まれ。1960年代後半より、京都アンデパンダンなど、無鑑査の美術展覧会に出品するとともに、1967年には「行為による表現」を模索していた13名が集まったグループ<PLAY>の結成に参加、中心的メンバーとして数々の野外パフォーマンスを企画、実践する。潮岬南方海上に於いて、巨大な卵(3.3×2.2m)を黒潮に放流するプロジェクト《VOYAGE》(1968年)や、12頭の羊と共に京都から大阪にかけて一週間の旅を行う《SHEEP・羊飼い》(1970年) など、その「行為」については近年改めて評価されつつある。1969年7月、白い矢印の筏に乗って京都宇治川を下り、大阪・堂島川・中之島に到着したパフォーマンス《現代美術の流れ》は、今年2011年6月に大阪・中之島で再現され、堂島川を流れ、その航程を約12km延長した。