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兵庫県立美術館+名古屋市美術館 同時開催
河口龍夫 -見えないものと見えるもの-

河口龍夫 -見えないものと見えるもの-

開催期間
2007年11月3日(土・祝)〜12月24日(月・祝)
開館時間
午前9時30分〜午後5時 金曜日は午後8時まで
ただし、11月23日(金・祝)は午後5時まで
(入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日 ただし12月24日(月・祝)は開館
主催
名古屋市美術館/日本経済新聞社/テレビ愛知
後援
愛知県・岐阜県・三重県各教育委員会/
名古屋市交通局/愛知県高等学校文化連盟
協力
倉敷芸術科学大学/京都造形芸術大学/
近喜商事株式会社株式会社大仙株式会社リレーションブリッジ

観覧料

一般
当日:1,000円 ・ 前売、団体:800円
高大生
当日:700円 ・ 前売、団体:500円
小中生
当日:400円 ・ 前売、団体:200円

入館料の条件等

  • 前売券は主要プレイガイド、チケットぴあ、主なコンビニエンスストアでお求めいただけます。前売券の発売は11月2日(金)まで。
  • 身体等に障害のある方、および付き添いの方には割引制度があります。手帳をご持参のうえ窓口にてお問い合わせください。
  • 名古屋市交通局発行の乗車券のうち、「ユリカ」「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を来館当日に利用した方は、100円割引。
  • 「名古屋市美術館常設展定期観覧券」提示で、団体割引料金を適用。
  • 「河口龍夫展」観覧券で常設展もご覧いただけます。
  • 同時開催特別割引
    兵庫県立美術館の「河口龍夫展」半券提示で、団体割引料金を適用。

概要

現代美術作家・河口龍夫(1940− )は、1970年来<関係>という独自のテーマの下に、様々な現象を視覚化する作品を制作・発表してきました。熱や光、電流といったエネルギーの流れ、鉄や銅の錆による質の変化、さらには種子と鉛による作品など、それらは存在と不在、見えるものと見えないものを対比させながら、決して概念的な意味に止まらず、人間、物質、社会の間に横たわる世界観までをも“黙示”します。

1970年代以降の現代美術が、素材やテーマを開拓し、彫刻から空間としての作品へと展開して行った潮流の中で、河口龍夫の作品は物質的な表面を見せながらも、生命や死、悠久の時間の流れや宇宙など、観る者を哲学的な思索へと誘う表現を展開してきました。環境や生命といった今日的かつ永遠のテーマを、繊細かつ抒情的に表現したその独自な手法は、国内外で高い評価を受け、その表現は今日、ますます深化しつつあります。

兵庫県立美術館と名古屋市美術館では、河口龍夫の表現について共通の認識に拠りながらも、各美術館独自のアプローチと解釈によりテーマを立て、従来の巡回展ではなく、同時開催の形で展覧会を開催することとなりました。作家の出身地である神戸の兵庫県立美術館では、70年代の作品から、光と闇をテーマにした作品、さらには蓮をモティーフにした作品群を、一方、久々の名古屋での発表となる名古屋市美術館の展示では、種子と鉛による作品を中心に、それぞれ知覚の問題や時間の観念、生命についての考察を誘う作品を構成し、紹介いたします。また、兵庫・名古屋両方とも回顧展という形態ではなく、新たなインスタレーション(空間)作品を制作・公開いたします。

空間の規模や構造が異なる二つの美術館での同時開催という、かつてない規模と形態で開催されるこの二つの展覧会は、二つの都市と美術館が時間を共有し、連動しながら、河口龍夫作品の魅力はもとより、作家自身が“精神の冒険”と呼ぶ美術の魅力やや現代美術の現況、さらにはその接し方までも楽しんでいただけるものになるでしょう。ぜひご高覧ください。