開館30周年記念 辰野登恵子展

辰野登恵子展 リーフレット

展覧会名
名古屋市美術館開館30周年記念 辰野登恵子 ON PAPERS : A Retrospective 1969-2012
会期
2019年2月16日(土)~3月31日(日)
休館日
毎週月曜日
開館時間
午前9時30分〜午後5時
金曜日は午後8時まで(入場は閉館の30分前まで)
主催
名古屋市美術館、中日新聞社
後援
愛知県・岐阜県各教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会
協力
名古屋市交通局

観覧料

区分 当日 前売・団体
一般 1,200円 1,000円
高大生 700円 500円
中学生以下 無料 無料

団体割引料金は20名以上に適用

  • 前売券は主なプレイガイドとコンビニエンスストア、チケットぴあ、中日新聞販売店などでお買い求めいただけます。[前売券販売期間は12月17日(月)~2月15日(金)]
  • 身体等に障害のある方は、手帳の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額でご覧いただけます。
  • 「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で、団体料金が適用されます。
  • 名古屋市交通局発行の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を当日利用して来館された方は100円割引。
  • いずれも他の割引との併用はできません。
    ※ 「辰野登恵子」展の観覧券で常設展もご覧いただけます。

辰野登恵子 ON PAPERS : A Retrospective 1969-2012

辰野登恵子は1950年に長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学に学んだ後、1970年代にドット(点)やグリッド(格子)、ストライプなどの規則的なパターンを用いた版画を発表し、若くして注目を集めました。ほどなくして表現手法を油彩に移すと、それまでの理知的で抑制された表現とは対照的に、豊かな色彩で有機的な形象のある絵画空間を追い求め、2014年に亡くなるまで、自らの作品世界を深化させ続けました。

本展では版画やドローイングなど紙の上の表現に光を当て、高く評価された大型の油彩にとどまらず、辰野の画業を再検証します。初期のシルクスクリーンによるコンセプチュアルな作品だけでなく、油彩の制作を本格的に始めてからも、彼女はそれと並行してエッチングや木版、リトグラフなどさまざまな版種による版画制作に取り組んでいました。油彩での試みを版画で追体験する、あるいは版の仕事での成果を油彩に反映させるなどの往還によって、創作の幅や深みを増していったことがみてとれます。また、油絵具やパステルによる大型のドローイングは、単なる下絵の域を超え、画家にとって重要な実験の場となっていたこともうかがえます。

これまでまとまった展観の機会が限られてきた紙の仕事を中心に、油彩30点を含む約220点の作品を紹介する本展は、画家・辰野登恵子の40年余りにわたる軌跡に新たな視座を与えてくれるはずです。