2010年度に行なわれた展覧会

特別展

静けさのなかから:桑山忠明/村上友晴

2010年4月24日(土)~~7月4日(日)
前期(桑山忠明):2010年4月24日(土)~5月30日(日)
後期(村上友晴):2010年6月1日(火)~7月4日(日)

OUT OF SILENCE: Kuwayama Tadaaki/Murakami Tomoharu

激動する現代社会に生きている私たちにとって、ゆったりと時間が流れる広々とした美術館において作品と向かい合い、その「静けさのなかから」密やかに現れてくるものを感じることは、疲れた心と体を癒す素晴らしい体験です。

桑山忠明と村上友晴は、二人とも日本画から出発して、現在ではミニマル・アートの文脈のなかで、国際的にも高く評価されている芸術家です。この二人が長い時間を掛けて築きあげてきた二つの世界を連続して鑑賞することは、私たちが生きていくために大切なことを思い出す絶好の機会になるでしょう。

また、本展は新作を含めた連続個展という形式で開催するものですが、各作家にとって初めての本格的な回顧展として、きわめて貴重な機会でもあります。

あいちトリエンナーレ2010 国際美術展

8月21日(土)~10月31日(日)

AICHI TRIENNALE 2010 International contemporary art exhibition

「トリエンナーレ」とは、3年に一度開催される国際的な芸術祭です。あいちトリエンナーレは、日本でも最大級の国際芸術祭として、今年、名古屋で初めて始まるもので、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町地区などを会場に、「都市の祝祭 Arts and Cities」というテーマで、現代美術、ダンス、演劇、音楽等ジャンルを超えた先鋭的な芸術を紹介します。会場の一つとなっている名古屋市美術館では、国内外の現代美術の作家の作品を展示します。

ポーラ美術館コレクション展―印象派とエコール・ド・パリ

12月7日(火)~2011年2月6日(日)

Masterpieces from the Pola Museum of Art: Impressionists and Ecole de Paris

国内有数の内容を誇るポーラ美術館のコレクションから、とりわけ評価の高い印象派とエコール・ド・パリの作品を厳選して紹介します。モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、スーラなど印象派の作品36点とピカソ、モディリアーニ、シャガール、スーティン、フジタなどエコール・ド・パリの作品38点の合計74点の名品をお楽しみください。

没後120年 ゴッホ展

2011年2月22日(火)~4月10日(日)

Van Gogh – The adventure of becoming an artist –

世界で最も有名な画家の一人ヴァン・ゴッホ。短くも激しく燃え尽きた37年の生涯とその作品は、日本でも繰り返し紹介されてきました。しかし、彼がどのようにして、あの独自の画風にたどり着いたかは未だに充分解明されていません。ゴッホがいかにして我々の知るゴッホになったのか。本展では、その秘密を探ります。ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館のコレクションを中心に、約120点の名作の数々で構成される本展は、新たなゴッホ像の紹介を目指します。どうぞご期待ください。

常設企画展

ぷろだくしょん我S

2010年12月4日(土)~2011年2月6日(日)

Production-Gas: A Group of Vanguard

「ぷろだくしょん我S」は、1969年から1974年の5年間に名古屋を主な活動場所として旧来の枠組みを問い直す新しい美術表現を試みたグループです。彼らは代表者を作らず、「我」の複数形として集団での表現活動を行いました。70年代前半の前衛的な美術活動のなかでも異色であった活動を、残されていた作品と記録資料によって紹介します。

ポジション2011 米山和子展

2011年2月19日(土)~4月10日(日)

Yoriko Yoneyama Solo Exhibition

名古屋市美術館がお贈りする、この地方のアーティストを紹介する企画の第一弾。米山和子は、和紙や米など、日本人にとって身近な素材を用いた作品を制作してきました。その作品は近年、展示空間全体に広がるインスタレーションへと展開してきています。清浄な神秘性を宿した米山和子の世界をお楽しみください。