《死の仮面を被った少女》と子どもたち

学校団体で小学生が来館したとき、フリーダ・カーロの《死の仮面を被った少女》は、なかなかの人気です。

一見怖い絵なんですが、子どもは惹きつけられるものがあるようです。自分たちと同じように、子どもを描いた絵であるというのも、ひとつの要因でしょう。

この作品は、カーロが若い時に遭った事故の後遺症が原因で生まれて来なかった女の子を描いたもので、手に持っている花は天国にいる女の子が戻って来れるよう道案内する花、足元の虎の仮面は、魔よけなんだよ、というお話をすると、怖いという印象よりも、可哀想とか切ないといった印象の方が強くなるようです。

ハガキ大ほどの小さな小さなこの作品が、子どもたちにいろいろなことを考えさせ、強い印象を残すことは、不思議でもあり、芸術作品の凄さでもあるなあと思います。

この絵は特別な貸し出しの時以外は、大体いつでも名古屋市美術館の常設展に飾られています。ぜひ、来館して実際にご覧ください。

※常設展は1/6(日)まで開催中です(12/29~1/3は休館)。
その後、館内空調工事のため、1/7(月)~3/15(金)の間、休館させていただきます。
リニューアルオープンは3/16(土)~となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

投稿者:akko

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