11月14日(土)から、四国、松山の愛媛県美術館で「エコール・ド・パリの色と形」展が始まりました。
名古屋市美術館所蔵の作品78点に、愛媛県美術館所蔵の12点を加えた計90点の作品によってエコール・ド・パリの造形的な特徴を浮かび上がらせようとする展覧会です。これまで様々な展覧会に当館のコレクションを出品してきましたが、エコール・ド・パリだけでこれほどまとまった数の出品をするのは初めてです。当館の工事による休館のために可能となった企画ですが、常設展でもこれだけの数を展示することはなく、手前味噌になりますが、改めてその充実ぶりを示すことができました。
13日(金)には関係者をお招きしての内覧会が行われましたが、コロナ禍が広がる中にもかかわらず、大勢の方々にご覧いただくことができました。
これを機会に、名古屋市美術館に関心をお持ちいただき、コロナ収束後には是非名古屋を訪問していただきたいものです。
さて、当日はコロナの第三波襲来のニュースが話題となっていましたが、街を歩くとあの有名なライオンもマスクを着用していました。
百獣の王の鋭い牙も、コロナを粉砕することはできません。どうぞ皆さまもくれぐれもお気を付けください。