常設展だより

特別展が華々しくオープンしたウラで、常設展もこっそり中身が変わりました。

入り口はアメリカの写真家、ポール・ストランドの写真がびっしり。
名古屋市美術館が所蔵する20点、全部出しです。

この部屋は「コレクション解析学」(学芸員が所蔵品を濃ゆく解説する講演会です)で
紹介する作品を展示するコーナーになっています。
写真好きの方、これを見てストランドが気になった方は、7月8日(日)14時に講堂へどうぞ。

 

こちらは、ピンク・ボートがまぶしい「現代の美術」の展示室。
いつもより少しカラフルに仕上がっています。

 

学芸員のおすすめは、リキテンスタインの版画。
近くで見ると、どれも水玉だけで絵になっています。

描かれているのはワラの山です。
「ああ、モネか」とピンと来た方、大当り。
点描にすると、色鮮やかな絵になることを発見したのが印象派。
そのオマージュともいうべき作品です。

 

こちらは、名古屋を中心に東海地方の作家を紹介する「郷土の美術」。
真ん中にツートップがそびえます。

右はタテ190cm、左は160cmあります。なぜこんなに大きいかというと…
昭和のはじめに最も権威があった、その名も「帝国美術院展覧会」に応募した作品だからです。
どちらも審査を通過し、さらには「特選」を受賞しました。
当時の名古屋洋画界にとっては嬉しいニュースだったでしょう。

他にもいろいろありますので、ぷらっと常設展ものぞいてみてください。

投稿者:nori

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