美術館、ただいま準備中(第2回)「足場を登って屋上へ」

前回お伝えした通り、今回はパイプで組み立てた足場を登って、地上15メートルからの眺めをお伝えします。

前回から1週間余り、アプローチ・グリッドの部分もすっかり布で覆われています。今回はこの部分の足場を登っていきます。
図1

足場を組んだ内部はご覧のとおり。縦横無尽にパイプが組まれ、まわりを布で囲まれているせいか、それほど高さの恐怖感はありません。
図2

屋上に到着しました。突き出しているガラス窓は天井光の取り込み口。ここから展示室内に自然光が降り注ぎます。
図3

屋上から下をのぞき込みます。コールダーもアバカノビッチもずいぶん小さく見えます。
図4図5

図書室をやや上から眺めます。こんな写真二度と撮れないでしょう。
図6

外壁を覆っているタイルの点検・修理を行うのが工事の目的なのですが、異常を見分けるのは音。表面を軽くたたき、その音でタイルが下地から浮き上がっていないか確認します。修理が必要な部分には、ご覧のようにテープを貼っていきます。すべてのタイルを確認するわけですから、ものすごい時間がかかります。
図7

こちらは目地の部分の修理です。上半分は新しい樹脂を充填していますが、下はまだこれから。ここから雨水などが内部に浸透すると、腐食の原因になるのですぐに対応します。
図8

見学を終えて地上に到着。ミッション・コンプリート。
図9

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