4月28日に「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」展開会式を行いました。
現在は、中盤を折り返し、後期展示を実施しております。
大陸の風景や生活風俗を記録することから始まった写真表現は、1932年の「満洲国」建国前後より、絵画的な写真表現が流行し、やがて国策としての宣伝活動に利用されていきました。本展では、日本の敗戦とともに13年5か月で崩壊した「満洲国」で展開した写真表現の変遷を、作家自身による貴重なプリント作品や当時のグラフ雑誌など多数の資料でたどります。
本展覧会の図録については、一般の書店でもお買い求めいただけますが、当館のミュージアムショップでは、展覧会会場特別割引として、通常税込価格3,780円のところ3,500円で購入できますので、大変お得です!その他、関連グッズとして、ポストカード、クリアファイル、ノート(A6サイズ)、DVD(満洲アーカイブス)なども販売しております。
ぜひミュージアムショップへもお立ち寄りください。
また、後期展覧会開催期間中に、講堂におきまして「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」特別上映会を開催します。
当時の満洲の姿を記録した「満洲アーカイブス」の中から数点、及び李香蘭主演の映画「迎春花」等を上映します。上映会への入場は無料ですので、ぜひご覧いただきたいと思います。なお、上映スケジュールは以下のサイトをご覧ください。
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo/manchoukuo_joeikai