まだまだつづく若林奮展

 年が改まったと思っていたら、早くも1月が終わりそうです。19日から「若林奮 飛葉と振動」展が4つめの会場である府中市美術館ではじまりました。昨年末NHK Eテレの「日曜美術館」で紹介されたこともあり、少しずつですが、みなさまに関心を持っていただけるようになってきました。最終会場のうらわ美術館の終了までまだしばらくありますが、ひとりでも多くのみなさまにご覧いただければと思っています。

 

 若林展の2つめの会場だった足利市立美術館の江尻潔学芸員が、昨年末、第27倫雅美術奨励賞(美術評論部門)を「スサノオの到来―いのち、いかり、いのり」展の企画および図録執筆論文で受賞しました。スサノオ展には若林の作品も出品されています。若林展の作品調査の折、江尻さんはスサノオ展の観点からも作品の選定を行っていました。スサノオがらみの説明や解釈を聞き、出品調整をしと、一緒に作業したこともあり、他の場合よりも親近感を持ちました。

 

 第27倫雅美術奨励賞では、美術史研究部門で「赤瀬川原平の芸術原論展―1960年代から現在まで」が受賞しています。赤瀬川原平は当館にとっても重要な作家であり、受賞の展覧会にも所蔵作品を貸し出しています。また、前年の26倫雅美術奨励賞(美術評論部門)では、当館にも巡回した「ゴー・ビトゥイーンズ展 こどもを通して見る世界」が受賞しています。当館の日頃の活動が幾分かでもこれらの受賞に益するところがあったとすれば幸いです。

 

投稿者: み。

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