コンサート「絵本原画の音楽」~はじめての美術 絵本原画の世界2013~

「はじめての美術 絵本原画の世界2013」(会期: 6月15日[土]~7月21日[日])は、大勢のお客様にご来場いただき、好評のうちに終了することができました。最終日前日の7月20日(土)に行った野村誠さんのコンサート「絵本原画の音楽」にも多くのお客様にお集まりいただきましたので、その様子をご紹介します。

野村誠さんは、作曲家であり、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者としても活躍されています。音楽の既成概念にとらわれない野村さんの発想の柔軟さは、私たちを驚かせます。鍵盤ハーモニカはそのひとつですが、小学校の音楽の授業で使われることもあってか、リコーダーと同様に子どものための教育用楽器と思われている鍵盤ハーモニカに、オリジナルの曲を作り、奏者として実演して、その魅力と可能性を引き出す活動をしています。今回のコンサート「絵本原画の音楽」は、野村さんの多様で幅広い活動のほんの一部に触れていただくだけでしたが、展示してある絵本原画を楽譜にして、会場内を移動しながら鍵盤ハーモニカによる即興演奏を1時間ほどのあいだしていただきました。演奏していただいたのは、順に下記の9作品です。

秋野不矩《うらしまたろう》
太田大八《どうぶつたちのおかいもの》
佐藤忠良《おおきなかぶ》
田島征三《ふるやのもり》
長新太《おしゃべりなたまごやき》
なかのひろたか《ぞうくんのさんぽ》
村山知義《おなかのかわ》
山本忠敬《しょうぼうじどうしゃ じぷた》
大村(山脇)百合子《ぐりとぐら》

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佐藤忠良《おおきなかぶ》の前で演奏する野村さん。

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おなじく佐藤忠良《おおきなかぶ》の前で。お客様と鍵盤を分けっこ。演奏の途中からかぶが抜けるまで、「うんとこしょ どっこいしょ」の掛け声がお客様のあいだで繰り返され、大変な盛り上がりでした。

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大村(山脇)百合子《ぐりとぐら》の前で。身動きできないくらい大勢のお客様です。

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おなじく大村(山脇)百合子《ぐりとぐら》の前で。野村さんの演奏にあわせてお客様の視線も画面を追って移動します。

場面が容易に分かる親しみやすい演奏をしてくださった野村さん。お客様は、野村さんの演奏する曲に促されて、いつも以上に目で見る原画の世界に引き込まれているように感じられました。皆様の楽しく満足そうな表情がとても印象に残りました。

ご参加いただいたお客様だけでなく、会場におられた他のお客様にもご理解とご協力をいただき、混乱なくコンサートを終えることができました。この場を借りて皆様にお礼を申し上げます。またこのような機会がありましたら、是非ご参加ください。

投稿者:み。

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