月別アーカイブ: 2021年8月

特別展「生誕160年記念「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」」展覧会解説会

8月21日(土曜日)、14時より、「グランマ・モーゼス展」展覧会解説会を開催しました。

約60分の解説会では当館の井口智子・学芸課長が講師を務め、展示作品の魅力やモーゼスの歩んだ人生について紹介しました。
今回は46名のご参加をいただきました。
(解説会は今回で終了となります)

IMG_6307-2

本展は9月5日(日曜日)まで、1階及び2階の企画展示室で開催します。
詳細は展覧会公式ホームページをご覧ください。
なお、8月31日(火曜日)までの間、本展にご来場の方を対象としたポスタープレゼント企画を実施中です。
詳細はこちらをご覧ください。

また、地下1階の常設展示室1・2では常設展「名品コレクション展I」、常設展示室3では常設企画展「日比遊一写真展/心の指紋」を同時開催しています(「グランマ・モーゼス展」の観覧券でこれらもご覧いただけます)。

ご来館の際は、入館時の検温・手指消毒または手洗いの実施など、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力ください。

美術をたのしむプログラム「風景を糸と布でえがくワークショップ―刺しゅう体験」実施報告

8月9日(月曜・振替休日)に、美術をたのしむプログラム×グランマ・モーゼス展「風景を糸と布でえがくワークショップ―刺しゅう体験」を開催し、午前・午後あわせて19名の小中学生の方が参加しました!

このワークショップは、9月5日(日曜)まで開催中の特別展「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」に合わせて企画されたものです。
モーゼスおばあさん、本名アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスは、70代で絵を始め、豊かな自然や日常の風景を100歳まで描き続けました。またモーゼスは、絵を始める前は刺しゅう絵を作っていたり、キルトなど暮らしの中で使うたくさんのものを手作りしたりしていたのです。

ワークショップでは、そんなモーゼスおばあさんのように、自分の好きな風景やものを、毛糸刺しゅうと布のはぎれで作り上げていきました。
講師には、名古屋市出身、ニット・テキスタイル作家としてご活躍の宮田明日鹿さんをお迎えしました。編み機をつかって何でもニットを作る製作所「宮田編機」も主宰されています。また港区の港まちでは、地域に住む人々と手芸を学びあい、交流する「港まち手芸部」を2017年に立ち上げ、部長として今もご活動されています。(https://asuka.miyataamiki.com/

1

まずは、展示室でモーゼスおばあさんの作った刺しゅう絵とキルトを鑑賞し、思ったことを付せんにメモしてもらいました。

2

刺しゅう絵:「糸のぬいかたが、縦・横いろいろあってきれい」「葉っぱの向きが一枚一枚変わっていた」
キルト:「柄が不ぞろいのようでパターンがあるような」「同じような色がかたまっているところがある」
などなど、いろんな意見がありました。

鑑賞後、おまちかねの制作に入りました。まずはそれぞれ描いてきたスケッチを布に写し、下絵ができた布を木枠に貼りつけて準備完了です。

3

糸と布の貼り方、コーチングスティッチという刺しゅうの説明をして、制作に入っていきます。今回、宮田さんがいろんな種類の毛糸をご用意くださいました!

4

参加者の皆さんも、見たことない形やカラフルな毛糸に目を奪われていました。どこにどの糸を使うかじっくり考えながら布に縫ったり貼ったりしていきます。

5

最初は針を使うことをためらっていた子どもたちも、一度やってみると、刺しゅうの面白さに取りつかれたかのように、その後も自分で針に糸を通してサクサクと縫っていました。
おうちから持ってきてもらった布のはぎれも貼りつけていきます。いらなくなった布を集めて布団などにするキルトのように、使わなくなった布を絵として新しく生まれ変わらせていきます。

6

最後に、みんなの作った作品を一つずつ見合いました。他の参加者の作品を見て「こんな糸・布の使い方があったのか!」と驚いている様子の方もいました。自分の好きな光景を自分の手で形にしていくこと、みなさん楽しみながら取り組んでくれたようでした。

制作の続きをおうちでできるように糸と布・ボンドをお持ち帰りいただいてワークショップは無事終了。後日、宮田さんのSNSに完成した作品の写真を送ってくださった参加者の方がいたようです!

グランマ・モーゼス展公式Twitter(@grandmamoses100)もございます。参加された皆さん、#グランマ・モーゼス展をつけて、ぜひ完成品を投稿してください!(mm)