月別アーカイブ: 2020年8月

感染症拡大防止対策 非接触温度センサーの寄贈

このたび、株式会社大倉 名古屋本社様より、「非接触温度センサー」の寄贈がありました。fig.1

最新AI搭載の温度センサーの寄贈が行われ、それに対して河村たかし名古屋市長が感謝状を贈呈しました。
この温度センサーは、非接触でマスクをつけたままで検温ができる優れモノ。再開後は美術館玄関に設置し、来館者が安心して作品を鑑賞していただけるよう有効活用させていただきます。センサーの前に立って熱があると大きな警告音が鳴るのですが、そこで教育長が一言。警告音の代わりに市長の声で「おみゃーさん。熱があるでよー」としてはどうですか、と提案。一同大爆笑でした。

美術館、ただいま準備中(第2回)「足場を登って屋上へ」

前回お伝えした通り、今回はパイプで組み立てた足場を登って、地上15メートルからの眺めをお伝えします。

前回から1週間余り、アプローチ・グリッドの部分もすっかり布で覆われています。今回はこの部分の足場を登っていきます。
図1

足場を組んだ内部はご覧のとおり。縦横無尽にパイプが組まれ、まわりを布で囲まれているせいか、それほど高さの恐怖感はありません。
図2

屋上に到着しました。突き出しているガラス窓は天井光の取り込み口。ここから展示室内に自然光が降り注ぎます。
図3

屋上から下をのぞき込みます。コールダーもアバカノビッチもずいぶん小さく見えます。
図4図5

図書室をやや上から眺めます。こんな写真二度と撮れないでしょう。
図6

外壁を覆っているタイルの点検・修理を行うのが工事の目的なのですが、異常を見分けるのは音。表面を軽くたたき、その音でタイルが下地から浮き上がっていないか確認します。修理が必要な部分には、ご覧のようにテープを貼っていきます。すべてのタイルを確認するわけですから、ものすごい時間がかかります。
図7

こちらは目地の部分の修理です。上半分は新しい樹脂を充填していますが、下はまだこれから。ここから雨水などが内部に浸透すると、腐食の原因になるのですぐに対応します。
図8

見学を終えて地上に到着。ミッション・コンプリート。
図9

紺綬褒章伝達式が行われました。

昨年6月に、藤田嗣治の絵画《夢》と《二人の祈り》をご寄贈いただきましたオリエンタルビル株式会社取締役社長の平松潤一郎様に紺綬褒章が授与されました。

8月6日には、名古屋市役所にて伝達式が行われ、河村たかし市長より平松様に章記と褒章及び木杯が渡されました。
fig.1fig.2

このたびご寄贈いただいた作品は、昨年8月初めから今年3月初めまで常設展示室にて展示し、多くの皆様にご覧いただきました。また、藤田が戦後に描いたこれら2点が加わり、当館ではより広く藤田の画業をご紹介できるようになりました。