月別アーカイブ: 2017年6月

梅雨晴れの白川公園にて

 梅雨入りの発表から1週間、まとまった雨の日はまだ少なく、カラッとした風が気持ち良い日が続いています。

そんなお天気のある日、屋外に設置されている作品の状態確認のため外へ出て歩いていると…

 カルガモ親子水浴び中

 ズーム写真で分かりにくいと思いますが、これは科学館の前にある噴水の中です。

ハトやカラスが真夏に暑さを少しでも和らげようとワイルドに水浴びする姿はよく見かけるのですが、カルガモの親子(お母さんと5羽のヒナ)の姿を見たのは久しぶりでした。

以前にもカルガモの親子がたびたび目撃され、美術館のサンクンガーデンや南側の池周辺で散歩していたことがあったのですが、現在、美術館の南側の遊歩道は改修工事で閉鎖中。騒がしいこともあり、今年はここで泳ぎの特訓でしょうか?

 都会のど真ん中にありながら、緑も水辺もある白川公園。カルガモの親子には、巣立ちの日までケガや事故に遭うことなく、健やかに過ごしてもらいたいものです。

 ※野生動物ですので、ずっと同じ場所に居続けるわけではありません。もし公園内で見かけても、どうか優しく見守ってあげてください。

投稿者:3

特別展「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」後期展覧会開催中!

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4月28日に「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」展開会式を行いました。

現在は、中盤を折り返し、後期展示を実施しております。

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大陸の風景や生活風俗を記録することから始まった写真表現は、1932年の「満洲国」建国前後より、絵画的な写真表現が流行し、やがて国策としての宣伝活動に利用されていきました。本展では、日本の敗戦とともに13年5か月で崩壊した「満洲国」で展開した写真表現の変遷を、作家自身による貴重なプリント作品や当時のグラフ雑誌など多数の資料でたどります。

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本展覧会の図録については、一般の書店でもお買い求めいただけますが、当館のミュージアムショップでは、展覧会会場特別割引として、通常税込価格3,780円のところ3,500円で購入できますので、大変お得です!その他、関連グッズとして、ポストカード、クリアファイル、ノート(A6サイズ)、DVD(満洲アーカイブス)なども販売しております。

ぜひミュージアムショップへもお立ち寄りください。

迎春花表1

また、後期展覧会開催期間中に、講堂におきまして「異郷のモダニズム-満洲写真全史-」特別上映会を開催します。

当時の満洲の姿を記録した「満洲アーカイブス」の中から数点、及び李香蘭主演の映画「迎春花」等を上映します。上映会への入場は無料ですので、ぜひご覧いただきたいと思います。なお、上映スケジュールは以下のサイトをご覧ください

 http://www.art-museum.city.nagoya.jp/manchoukuo/manchoukuo_joeikai

 

名古屋市美術館のデイティール④

名古屋市美術館の西側にあるこの赤い建造物は、設計者の黒川紀章により、「裏千家中門の写し」として造られたものだそうです。

 写真

茶庭に設けられる中門(ちゅうもん)は、茶室の庭園である露地(ろじ)に建てられるもので、内露地と外露地の境にある門です。それらの門には檜皮葺き(ひわだぶき)や茅葺き(かやぶき)の屋根を持つものや、青竹を使ったものなどがあり、自然の素材を用いた簡素なものとなっています。ですから、本来の「中門」は色彩的にも地味な落ち着いた雰囲気のものといえますが、それに対し、美術館の庭に設えられた「裏千家中門の写し」では、は鮮やかな朱が用いられていることが印象的です。

 

この写真は新緑の季節に撮影したものですが、繁る葉の緑の陰からひっそりと赤い中門が覗いているような塩梅です。緑と赤の対比が綺麗ですね。

 

これ以外にもこの美術館には様々な「写し」が隠されています。庭を歩いてみると、いろいろな意外な意匠に出会う事ができるのです。

投稿者:akko